杜の妖精

これは、太久保酒造の意欲作「杜の妖精」です。

「2008本格焼酎泡盛ガイド」でも、推奨銘柄に取り上げられていました。

芋がミックスされて使われています。
「紅おとめ」と「白さつま」です。
定番の黄金千貫は使われていないようです。
ラベルにやきいも焼酎とあります。
ふーん、焼き芋なのですね。でも、あの焼き芋焼酎特有の甘味というか、ホクホク感はあんまり感じません。

夏なので、水割り・ロックでいただくことが多いですが、美味です。
エグさがなく、飲みやすいので、何杯でもいけちゃいます。

裏ラベルです。
「この焼酎は、蔵に住み着く妖精たちが、自然の恵みに感謝し、真心込めて、丁寧に造り上げた本格焼酎です。
　今までにない上品な味わいを心ゆくまで、お楽しみください。」

紅系芋だけですと、どうもその匂いがきつい。
白系芋（黄金系ではない）だけですと、どうも深みが足りない。
そんなところから芋をブレンドしたのでしょうね。
おいら、白さつまの焼酎は飲んだことないと思います。
白系は、「白豊」と「ジョイホワイト」だけしか経験したことないと思います。

焼き芋にするのは、どうしてでしょう？
香ばしさが増すのかなぁ？
「やきいも焼酎」の表示がなければ、おいらは気づきませんね。

この焼酎は、とっても素直な焼酎です。
クセがない。
芋焼酎初心者でも、大丈夫だと思います。

そして、味にはそこそこガツンとくるところがあって、焼酎ベテランの方にも、物足りなさは感じないと思います。

美味しい焼酎と思います。
☆☆☆☆ですね。

【製造元：太久保酒造株式会社Ｍ（このＭって何なのでしょう？）】
【原料：米（国産米ひのひかり）、芋（紅おとめ、白さつま）】
【麹：河内産黒麹】
【蒸留：常圧蒸留（だと思います）】
【アルコール度数：２５度】
【水：湧水（御前の水）】
【杜氏：黒瀬（宿里正治）】

杜の妖精25度1800ml